カタログは、一般的にはオリジナルファイルの編集や表示をしたり、または別のアプリケーションでアイテムを利用するために使用しますが、カタログ自体を印刷すると、取引先に見せたり使用するアイテムを選ぶときに便利です。 カタログの印刷では、余白や1ページに印刷するアイテムの数(グリッド)を指定できます。
「ファイル」メニューから「印刷...」を選択すると、最前面にあるウインドウの内容が印刷されます。 カタログアイテムのサムネールやリストを印刷するには、 まず適切なギャラリーウインドウ表示(サムネール、リスト、レコード)に切り替え、 自動または手動でアイテムの並べ替え、フレーム、背景色の変更などを行ってください。
ギャラリーウインドウを設定したら、「印刷...」を選択します。 単一のフルサイズ画像を印刷するには、プレビューウインドウから印刷します。
プレビューウインドウが最前面にある場合、「印刷」ダイアログボックスには、オプションは表示されません。
ギャラリーウインドウが最前面にある場合、「ギャラリーウインドウの印刷オプション」が「印刷」ダイアログボックスに表示されます。
グリッドの印刷: 印刷のグリッドサイズを指定すると、指定された数の画像を含むページが生成されます。 つまり、4×4というグリッドサイズを指定すると、画像のセルが16個(縦横に各4つ)あるページが生成されます。 画像のサイズはグリッドサイズに合わせて拡大縮小されます。 拡大縮小が行われるのは画像とフレーム(ある場合)だけで、テキストでは行われません。
注意: グリッドがサムネールのサイズよりも小さく設定されている場合(2×2など)、サムネールが拡大されて画像が粗くなる可能性があります。 ただし、「カタログ内のサムネール」ではなく「実際の画像」を印刷する場合は、そのような設定を使うと高画質の大きなサムネールを作成することができます。
単一の画像の印刷: 単一のフルサイズ画像を印刷するには、プレビューウインドウから印刷します。
印刷時の注意
オリジナル画像を印刷するときに画質を「最高(遅い)」に設定すると、プリンタに負担がかかります。 プリンタのメモリが足りなくて、ダウンロードされるデータ量をサポートすることができない場合もあります。 問題が生じた場合は、「高い」または「標準(速い)」に設定してみてください。 また実際の画像を印刷する前に、「消失アイテム」コマンドを実行してみるとよいでしょう。
カタログ内で回転したサムネールは、印刷対象に「実際の画像」を使用して印刷すると、元の方向で印刷されます。
印刷オプション |
印刷内容 |
ヘッダー |
ページの一番上の中央に印刷されるテキストヘッダー。 |
フッター |
ページの一番下の中央に印刷されるテキストフッター。 |
ページ番号 |
印刷ページすべてにページ番号を付けます。 最初のページ以外から印刷を開始したい場合は、「開始ページ番号」テキストボックスに開始するページ番号を入力してください。 |
グリッドを使用 |
レイアウトに使用するグリッドのサイズを入力します。 例えば、1ページに16個の画像を印刷する場合は、4×4のグリッドを指定します。 |
印刷対象 |
|
実際の画像
|
オリジナルファイルを使ってサムネールを印刷します。 このオプションを選択すると、通常、より品質の高い出力が得られますが、出力には時間がかかります。個々のサムネールを作成するごとに、オリジナルファイルを開いて処理するためです。 オリジナルファイルが見つからない場合は、カタログ内のサムネールが代用されます。 |
カタログ内のサムネール |
常にカタログ内のサムネールを使って印刷します。
|
画質 |
|
最高(遅い) |
最も品質の高い出力が得られ、最も出力に時間がかかります。 |
高い |
比較的品質の高い出力が得られ、やや出力に時間がかかります。 |
標準(速い) |
標準的な品質の出力が得られ、出力時間は短縮されます。 |
余白 |
上、下、左、右の余白(ページの端にある空白部分)を指定します。 |